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セルフチェックをやってみよう!

前立腺肥大症かも?セルフチェックをやってみよう!

 

今回の記事では、前立腺肥大症の診断に用いられる質問票を使って、セルフチェックを行ってみましょう。

 

泌尿器科の受診すると、必ず受付窓口で渡されるアンケートをご存じ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、あのアンケートこそ前立腺肥大症の進行状況をセルフチェックが行えるのです。

 

前立腺肥大症の重症度を評価するために世界共通で使用されている質問票です。
国際前立腺症状スコア(I-PSS:International prostate symptom score)と QOL(Quality of Life)スコアという質問票を用いて行います。
IPSSにて7つの質問による症状の頻度を点数化し、また、QOLスコアにより患者さんの不満度を点数化することで、重症度の判定に役立てます。

 

 

当サイトでは、該当する項目をクリックすると、自動的にスコアが表示され、一目で確認ができます。
スコア結果も、PDF出力しご自宅で印刷ができますので、そのまま医療機関にお持ちいただけます。

 

セルフチェックをやってみる ⇨ チェック機能

 

スコア結果・点数の見方 ⇨ 点数について

 

 

医療機関を受診される際の参考にして、ご活用いただければ幸いです。
この質問票は、それだけで医師の診察に代わるものではなく、患者さん自身での自己診断を推奨するものではありません。
医師はこの結果を、重症度や治療法の選択、治療効果の評価などに使用します。正確な診断は、医師の問診や、前立腺の大きさ、尿の出る速さ等を調べた結果とあわせて行われます。
スコア結果にかかわらず、症状に気になる点がある方は早めに医療機関にご相談ください。

 

 

あれ?と不安に思った時にセルフチェックを行ってみてください、排尿のことで悩まない毎日を送りたいですね。

 

 

 

出典: 日本泌尿器科学会:『男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン』(リッチヒルメディカル株式会社)、2017年版p84